ロシアよ、戦争をしかけることは悪徳だ、21世紀の知恵を出せ

 ロシアはウクライナに侵略、都市の占拠を

試み数千人の死者を出している。現代の発達

した文化、文明、知恵は吹き飛んでしまった。

アメリカ、欧州、など昔ならこぞって軍事的

反撃に出るのに経済制裁程度でお茶を濁してい

る。

 もちろん各国はそえぞれ固有の国家利益を持

ちそれを維持するのに心血をそそいでいる。そ

れが高じてくると一挙に戦争で解決したくもな

るでであろう。しかしそのような戦争による解

決などあり得ない。双方に残るのはただ荒廃の

みである。

 だから戦争など起こらないように普段の自制

と努力が求められる。この点でロシア側だけで

なくウクライナ側にも自制と努力が必要だった

のだ。

 NATO という軍事同盟はアメリカ、ドイツなど

が主導する反ソ連邦共産主義に対抗するものだっ

た。したがってソ連邦共産主義が崩壊した後には

不必要な軍事同盟だったのだ。

 アメリカ、ドイツはそれでもNATO固執した。

NATO加盟国をどんどん広げアメリカ支配のシンボ

ルとした。旧ソ連の国々をNATO加盟に囲い込んで

きた。そしてそのNATO はいつの間にか反ロシア

の軍事同盟化してしまった。

 しかもあろうことか、兄弟国であるウクライナ

NATO加盟に及んできた。ウクライナは日常的にロ

シア語が通用しスラブ民族も多い。あたかも日本本土

と沖縄のような関係である。

 それがなんとアメリカが主導する反ロシア軍事同盟

NATOに引き込まれる。ロシアはもはや戦争するしか

なかった。ロシアは悪徳の道を選んだ。

 いかなる理由があろうと悪徳は悪徳である。即刻、

戦争をやめて悪徳を清算すべきである。悪徳は次の悪

徳を産む。止めるのは少しでも早いほうが良い。