岸田総理の支持率維持の怪、何もしゃべらず何もやらず

  (朝日新聞からの引用)

衆院新年度予算案の審議が進むなか、岸田

文雄首相の答弁に傾向が見えてきた。野党質

問には明確に答えず、その後の与党質問で政

府方針を発表するのが定番になりつつある。

「検討」は変わらず多用しており、いったん

引き取る答弁も3割程度を占める。

   (引用終わり)

今の総理大臣は誰と問われて咄嗟に思い出せ

ないほど私にとって岸田文雄という名前は影

が薄い。何故この人の影がうすいのか。それ

にもかかわらず支持率は落ちない。歴代総理

の支持率は急降下する時期なのに。

 それは岸田総理の名前が目立たず思い出せ

ないほど目立たないからだ。何故目立たない

のだ?。それは何もやらず、何も言わないから

である。

 歴代総理は何でも叫んだ、しかも右翼的な言

動が目立った。まず憲法改正だ。夫婦別姓反対

外国人の選挙権反対、などなど。自民党では自

民党右翼勢力つまりファッシズムが幅をきかせ

ているからこれに迎合して極右的言動が飛び出

す。

 このため無党派層まで不安、不満になって反

総理の雰囲気が出て来る。これで支持率急降下。

ところがわが岸田総理は何もやらず、何もしゃ

べらず。支持率は上がらないが下がることはな

い。これでいいのだ。

 総理が何もやらず、何もしゃべらなくとも、

バックにいる右翼官僚どもが着々とそれまでの

右翼的政策を実行していてくれる。高級官僚は

内閣支持率さえ下がらなければ自信をもって右

翼的政策をただひたすら実行できる。

 したがって岸田無言総理は支持率下がらず、

このまま長期安定政権になってゆくのか?ノー

である!総選挙になれば高支持率の化けの皮が

はがれる。選挙で何も言わないことなど通用し

ない。有権者はそこまでは騙せない。