超伝導を使わす半導体素子だけで作動する量子コンピューター、量子革命!
(読売新聞からの引用)
量子コンピューターの基本素子「量子ビット」をシリコン半導体で作り、応用可能な精度で操作することに成功したと、理化学研究所などの国際研究チームが英科学誌ネイチャーに20日、発表する。シリコンを使った量子コンピューターは大規模化に向いている特徴があるとされ、実現に向けた一歩となる。
シリコン製量子ビットを内蔵する1.5ミリ・メートル四方のチップ(中央の四角い部分)=理研提供
量子コンピューターは、従来のコンピューターが苦手な種類の計算を超高速で行える可能性を秘めるが、計算エラーが起きやすいことが課題となっている。実用化には、素子の操作一つ一つで99%以上の精度が必要だが、シリコンの量子ビットは2素子を連動させる操作の精度が。。。。。
(引用終わり)
これまでの量子コンピューターは超伝導
を使わなければならず、これにはさまざま
な制約があった。
とくに従来のコンピューターでは苦手な、
アンダーソン局在のような一種の相転移
現象などは従来のコンピューターでは長い
時間がかかる作業も量子コンピューター
なら短時間で処理できたがどうしても超伝導
を使わなければならずこれがネックであった。
ところが今回半導体素子の組み合わせだけで
量子コンピューターが作られることになり、超
伝導のしがらみが無くなってコンピュータの
世界は大革命が起こるであろう。